二世帯住宅の注文住宅!上下・左右分離

二世帯住宅の注文住宅には、上下階で分離するタイプと左右で分離するタイプの2種類があります。注文住宅を建てる際、最初に決めなくてはならないのが、上下階で分離するか、左右で分離するかです。注文住宅で多いのは、上下階で分離するタイプですが、それぞれのメリットとデメリットを整理しておきましょう。

上下階で分離するタイプの二世帯住宅の一番のメリットは、平面を広く取ることができることです。完全分離型の二世帯住宅ならば、それぞれが平家のような感覚で住うことができます。ワンフロアーで全てが完結する、動線の短い生活が満喫できます。

また、1階に住う世代は、階段を上り下りすることが少なくて済みます。そのため、足腰が弱ってくる親世代が1階に住むケースが少なくありません。

上下階で分離するタイプの二世帯住宅の一番のデメリットは、2階の生活音や振動が1階に伝わりやすいことです。階段の上り下りを考えて1階を親世代、2階を子世代が利用することが多いだけに、2階で子世代が育てる子供の物音や声、走り回る振動などは、ないがしろにできない問題になります。その一方、ニオイは1階から2階に伝わりやすく、たとえばサンマを焼いたニオイに子世代の小さな子供たちが閉口するということもあります。

左右で分離するタイプの二世帯住宅のメリットは、生活音や声、ニオイが伝わりにくいということです。また、お隣感覚が芽生えて、上下階分離タイプよりも行き来がしやすくなります。コミュニケーションが自然な形で取りやすいことが、左右分離タイプの二世帯住宅の大きなメリットです。

ただし、左右分離タイプの二世帯住宅は、広い平面が取りにくくなります。これが一番のデメリットです。左右分離タイプの二世帯住宅では、リビングを広く取れないといった、間取りに制限が生じやすくなります。そのうえ、親世代にも階段が必要になります。スペースにロスが生じるだけでなく、将来的に移動に不安が生じます。