注文住宅で二世帯住宅を作るときのコツ

二世帯住宅を建てるのは、通常の住宅を建てるときよりも難しいことがあります。それは、間取りです。これまで別々の生活をしてきた家族が1つの家で暮らすのは、大きなストレスとなる可能性があります。起床の時間が違ったり、風呂や洗面所を使うタイミングが合わなかったりした場合、互いに遠慮してしまい気疲れをしてしまう可能性があるのです。

まずは、互いに話し合うことが大切です。そして、どこを共有したいか、分離したいかを決めておくようにします。たとえば、玄関は共有でもいいけれど、キッチンやお風呂などは別にしたい人もいるでしょうし、寛げるスペースが欲しいからリビングだけは分けて欲しいなど、それぞれの要望を出すことによって、理想の二世帯住宅に近づきます。

です。ですが、互いの理想が違った場合は、なかなかスムーズには決まらない可能性があります。

自分達だけでは最適な間取りが決められないというときには、ハウスメーカーや工務店に相談してみるという方法もあります。ハウスメーカーや工務店で、様々なタイプの注文住宅を手掛けたところなら、的確なアドバイスをしてくれる可能性があります。

このとき大切なのは、業者がアドバイスを出しやすいように、できるだけ詳細を伝えるようにすることです。

何人住むことになるのか、どういった年齢層になのかはもちろんのこと、それぞれのライフスタイルや趣味なども伝えるようにします。その情報を元にして担当者が最適なプランを提案してくれます。

このことにより、プライバシーが守られる部屋や、家族がストレスなく暮らせる注文住宅が完成するのです。

そして、担当者と打ち合わせをするときには、全員でと考える人もいるでしょう。ですが、全員揃っての打ち合わせは、意見が合わずケンカに発展する可能性があります。また、担当者も誰の言葉を参考にしていいのか困ってしまうでしょう。

担当者と打ち合わせをするときには、世代でわけるもしくは、一人一人個別に話を聞いてもらうようにしましょう。